実践講座 Vol.3  ウインカーをLEDにしよう!
今回はウインカー用LED L730シリーズを使ってウインカーをLEDに変える手順を紹介します。
テスト車両にはモンキーを使用しました。
※L730シリーズは生産終了となりました。 後継品L800シリーズをご利用ください。
1.テスト車両のモンキーです。 2.ウインカーのレンズを取外します。 3.純正球を取外します。G18サイズの12v 10w口金球が使用されていました。 4.ランプのサイズに合わせてLEDを選びます。LED22個のL735FとLED9個のL733Fがあります。
5.使用電球がG18サイズでも、純正のウインカーランプであればだいたいL735Fが入ります。また社外品でも写真のような大きめのランプであれば入ります。事前にランプ寸法をご確認下さい。 6.上の写真のように超小型の社外品ランプでは、L735Fは全長や直径が干渉してしまい入らないので、超小型ランプの場合はL733Fを使用します。
7.今回はモンキーの純正ランプをそのまま使用するのでL735Fを選びました。モンキーの純正ランプにはL735Fがピッタリ入ります。既存のランプの電球と取替えるだけで使用できるのがL・ビームの長所です。 8.せっかくなのでクリアレンズを装着しました。もちろん純正のオレンジレンズでもOKです。 9.次はウインカーリレーの交換です。純正リレーでは正常に点滅しないので必ずICウインカーリレーに交換して下さい。
10.サイドカバー周辺からカチカチ音がするので近くに純正リレーがありそうです。 11.サイドカバーを外すと中に純正ウインカーリレーがありました。 12.純正ウインカーリレーの裏側です。 13.カプラーを抜いて純正リレーを取外します。このリレーは2端子型です。
14.配線を確認します。この車両は黒色が入力(電源側)で灰色が出力(ランプ側)です。メーカー、車両によって色は異なります。 15.L・ビーム専用ICウインカーリレーを取付けます。赤、青、黒の3本の線があります。 16.ICウインカーリレーの赤い線を入力側に、青い線を出力側につなぎます。 17.黒い線はアース線ですので、確実に電気の流れる車体金属部に接続します。
18.ICウインカーリレーを両面テープ等で固定して作業完了です。 19.これで念願のLEDウインカーになりました。LED特有のスパッスパッとキレのよい点滅と鮮やかな発色でよく目立ちます。 20.周囲に配置した拡散フラットLEDの効果で横方向からの被視認性もバッチリです。 21.消灯時の様子です。オレンジ電球使用時のような色の映り込みがなく、クリアレンズと相性バッチリです。

L730シリーズは生産終了となりました
22.比較のためにオレンジ電球を入れてみました。オレンジ色の映り込みが出ます。
L・ビーム L730シリーズを使用してウインカーをLEDにする手順を紹介しました。純正リレーの設置場所さえ分かれば、あとは電球とLED、純正リレーとICリレーを差替えるだけでとても簡単です。みなさんもLEDウインカーならではの鮮やかで、鋭く切れのある点滅を試してみませんか! もちろん省エネ効果もバツグンでバッテリーにも優しいです!

ウインカーにLEDを使用する際の注意事項 
← 必ず読んで下さい

※作業を行う際は必ずメインスイッチをOFFにして下さい。ONの状態で作業すると配線がショートし、リレー類が破損する恐れがあります。
※マイナスの配線をボディアースする場合は接触不良にご注意下さい。作業後うまくリレー類が作動しない場合はマイナス配線を試しにバッテリーのマイナス端子に直接接続して、動作確認して下さい。

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